1158で10を作るの答えがすぐ出来る子どもの考え方♪

算数パパ
1,1,5,8 を計算して 10にしてください
知りたがり
車のナンバープレートでも やる 数字あそびだね
1,1,5,8 を使って 10を作りなさい。
※ 順番は変えてよいです。
※ すべての数字を 1回使って 作ります。
※ 計算は + – x ÷ だけが使えます。
※ 2013年末 googleのTV-CMとして 出題されました
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それぞれの数に対する イメージ を持つ

1のイメージ

  •  1 は かけても、割っても、元の数字を変えない
  •  10に対しては 9 足りない
  • 10の$\frac{\displaystyle 1}{\displaystyle 10}$

5のイメージ

  • キリの良い数字
  • 10に対しては 5 足りない
  • 10のちょうど半分
  • 何かを 5 で割ったら 、整数になるか .2 .4 .6 .8 になる

8のイメージ

  • $2\times2\times2$
  • 1,1,5,8 の中では 一番 10に近い数
  • 10に対しては 2 足りない
  • 何かを 8 で割ったら 、整数になるか .125 .25 … といった少数になる

こういった、数字のイメージを なんとなーく 思い浮かべます。
これは、覚えるというよりも 計算問題などを多くといていると、感覚的に身についてくるもので、ある意味 算数的センス かもしれません。
ただ、1,1,5,8 で 10 を作る というような 問題を すぐに解ける 子どもは 数字に対してイメージを持っています

数字のイメージの中で 使えそうなものをやってみる

8は 10に2足りないな

8に2を足すと、10になる
ちょうど 1が2つあるから、足してみよう!!
8 + 1 + 1 = 10
よし!! 10になったけど… 5 の使い道が分からない…
だから、この考え方は 違うな…

1を上手く使えないかな

8 + 1 = 9 , 5 + 1 = 6
おっ!! 3の倍数が2つ出来たぞ♪
だけど、9 と 6 では 10にならないなぁ… コレも 違うな…

1を上手く使えないかな(その2)

5 – 1 = 4
おっ!! 8 があるから、4は何かに使えそうだな♪
8 + 4 = 12 だけど、あとは 1だから 出来ないな…
8 ÷ 4 = 2 も使えないなぁ…
4 ÷ 8 = 0.5 !!!!!
これ、5 と一緒に使えば 5 ÷ 0.5 = 10 で出来た!! けど… もう 5は一回使っちゃってるし、1が余るなぁ… コレもダメか…

5を上手く使えないかな

5を2倍すれば、10なんだけどな…
5 x ( 1 + 1 ) = 10 !!!! 出来た!! けど、8を使ってないなぁ…
1 ÷ 5 = 0.2 を使えないかな…
そういえば、8は2を足せば10になるな… という事は!!!
0.2 の 1 への補数は 0.8 だな♪
1 – 0.2 = 0.8 おぉっ!! 8 の$\frac{\displaystyle 1}{\displaystyle 10}$の数字が出てきた♪
8 ÷ 0.8 = 10 !! 出来たーーーーーーーーー!!

うまくいき過ぎ!?

上記の考え方を見ると、「そんなに うまく ひらめくの?」と思ってしまうかもしれませんが…

算数が得意な子は、こんな感じで 数字の総当り戦 をやっていきます。

そうやって、総当り戦をやっているうちに、正解を引き当てるのです。

ある意味 もあります。

総当り戦 なので、最初に 正解を引き当てる こともありますし、何回やっても 引き当てない 時もあります。

ですが、基本的に 数字へのイメージ があるので、正解を引き当てる確率も高くなり、引き当てるスピードも早くなります

今回の 問題では、

  • 10 に対して 8  は あと 2 足りない
  • なにかを5で割ると、0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 と 少数第一位 が 2の倍数 になってるな。

という、数字のイメージ を 持っている子どもが、正解を引き当てる 力 が強いです。

数字のイメージを持つ 子ども になるには??

計算問題を多く事 と 公倍数・公約数 をよく理解する!

という、遠回りのようですが、基本に忠実な鍛錬が、数字のイメージを 強くしていきます。

数字のイメージを一つ一つ 誰かから教わるのも良いですが、自分でなんとなくの感覚 として もっておいて欲しいですね♪

頑張ってください!!!

1,1,5,8 で 10 を作る の答え

$8 \div ( 1 – 1 \div 5 )$

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