超進学校である大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎の同級生コンビと言うよりは、
宇治原さんが京都大学出身
のと言ったほうが、世間的によく知られているロザンの特別教室を聞きに行って来ました!!
まぁ、講習タイトルが「京大に受かる勉強法」だったわけではないのですが、内容を聞いていると、なんとなくそんな感じに思えたのでw わかりやすくタイトルにしています。
でもって、その中でも、コレは使えるな! と思ったフレーズを紹介したいと思います♪
理科の実験は、教科書を見ない
これは、出身校(大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎)のやり方みたいなんですけど。納得。っていうか、理科の実験なんてそういうものだと思っていたんですが、世の中の学校の多くが、教科書に書いてある結果通りになるか実験してみましょう。っていう、本末転倒な事をしてるんですってね…。 ソッチの方がびっくり。
まぁ、それぞれの学校の考え方があるので、いきなり変えることは難しいかもしれませんが、
実験の本質的手順!
- 実験結果の仮説を立てる
- 実験する
- 仮説と実験結果がズレていれば、実験をやり直す もしくは、実験結果を受け入れる
- 実験結果に基づき考察する
という、流れが正しく、良い結果を生むと思います。教科書先に見ちゃったら、最初の実験結果の仮説が、教室の生徒全員が同じになっちゃいそうですよね… それ、実験を個別で行う意味がないですよね。
気分転換はしない
会場の小学生からもらった質問に答えるコーナーでの答えなのですが。
ロザン宇治原さんの解答
気分転換をしたくなるまで追い込まない。
でしたw ある意味、答えになっていないw って思うかもしれませんが、結構納得しました。宇治原さんいわく、
気分転換したいな~ と 思う時間より もっと短い時間で勉強に一旦切りをつける。例えば、10分勉強して2分休むとか。で、それを結局6回繰り返したら、おなじ1時間勉強していることになるけど、『気分転換した~い!』 っていうとこまで、追い込まれないでしょ。
なるほど。
私もそう思うのですが、基本的に楽しくない勉強って時間がかかるだけ。 残念ながら、ほぼ90%の子どもたちがイヤイヤ勉強をしているんでしょうが…。 本来勉強って楽しいものなんですよね。
スポーツの世界でもそうですが、昔々は「根性だ!気合だ!」でしたけど、最近は「楽しんでいる時が一番のポテンシャルが出る」っていうことを、取り入れていますよね。
例えば、競泳の選手はみんなレースの前にお気に入りの音楽聞いていたり。そうやって、体をリラックスさせ、さらに集中しているわけです。
で、話を戻すと…。 勉強 嫌になるまでやらない。っていうのは、1つの解決方法だと思います。 嫌になる前にやめて休憩。そして、再開。
まぁ、こういったリズムが出来る子は、1時間勉強しても苦じゃない場合が多いと思いますけどね… 宇治原さん…
勉強しなさい! ではなく、勉強の中身を聞いてあげる
受験生を持つ親へ向けてのアドバイスですね。受験生への声掛けは、重要ですよね。
と聞いてあげる事によって、子どもたちは
「習ったことを自分の頭で考えて、人に伝える為にまとめる。」
この作業は、とても重要で、人に伝えるトレーニングを毎日行えば自然と国語力もついてきます。
子どもに教わるときには馬鹿になれ
上記と同じく子どもへの声掛け方法ですね。
知らないフリをして、子どもに質問しよう!
習ったことを自分の頭で考えて、人に伝える為にまとめる。ことが重要でしたね。人に伝える作業を子どもにしてもらうために質問をしましょう!
そして、子どもから教わるときには、知ってることでも知らなかったふりをして、
「○○ちゃん、すごいね!そんな事、学校(塾)で習ってるんだ♪ 賢いねぇ」
と褒めてあげる。この スモールステップでの成功体験が、子どもたちのやる気を引き出します。
おとな でも褒められると嬉しいですよね♪子どもはもっと嬉しいので、褒められるために吸収力が上がっていきます。
さらに、子どもは もっともっと教えたくなる そして、学校(塾)の授業も人に教えるために聞くようになる。
重要
そして、ノートの取り方も ただ写すだけでなく、人に教えるためのノートづくりに変わる。
これ、本当に重要です。子どもたちのノートって「黒板を写しただけ」って多いですよね。でも、「東大生のノート」にもあるように、勉強が出来る子どものノートには 疑問点や重要だと思ったこと が書かれています。
人に教えるためには、
- 他の人は何を疑問に思うだろう → まず、自分が疑問に思ったことを整理
- 答えだけでなく、この問題の重要な点は? → 先生が言っていた事を自分なりに理解しよう
を整理しなければなりません。
この、人に教えるためのノートづくりが出来るようになると、飛躍的に学力が向上しますよ!!
知らないふりして、子どもに質問することは、すぐにでも実践できるので、是非やってみてくださいね。
勉強する時は、黙ってやらない
もちろん、教室でぶつくさ言っていると、気持ち悪いと思われますけどw
自分で勉強している時は、声を出してやる方がはかどります。
英単語などは、音読暗記法が定着してきたので、音を聞きながらノートを書いて発音するっていう、子どもたちも増えたかと思いますが、他の教科ではやっぱり 「無言」で勉強している人多いんじゃないでしょうか?
わからない時も、「これ意味分かんないよw」って、独り言を言ったほうが、「何がわからなかったか?」が明白化されて、実際に授業を受けるときもそのポイントに集中出来ます。
暗記物も、英語だけでなく、喋りながら覚えたほうが覚えが早いですよね♪
まとめ
また、思い出した時に加筆しようと思っています。ですが、やっぱ 宇治原さん 真面目な人なんだな~ と思った講演会でしたw
やっぱ 本職が「漫才師」なので、「塾講師」の講演会を聞くより話が面白い!!
いろいろな、受験生 そして 受験生の親に役立つヒントが沢山ありました!!