兄から弟へあげても、合わせた金額は 5000円のままです
あげた後に注目
線分図を書く
例題のポイントを整理
○ 兄 + 弟 $=\textcolor{red}{5000}$円
○ 兄が弟に$750$円あげると、兄弟が同額になる。つまり、最初は兄の方が多い
これを元に線分図を書くと
さらに、兄が弟に$750$円あげると、兄弟が同額になる事を書き加えます
兄は$750$円減り、弟は$750$円増えて、同額になりました
750円移動した後は同額
弟は兄から$750$円もらいましたが、兄と弟の総額$\textcolor{red}{5000}$円は変わりません。
よって、$750$円の移動後に、兄がもっている金額(弟も同額)は
$5000\div2=2500 (円)$
兄は$750$円渡したので、最初に持っていた金額は
$2500+750=\underline{\textcolor{red}{3250 (円\dots兄)} \dots Ans.}$
弟は$750$円もらったので、最初に持っていた金額は
$2500-750=\underline{\textcolor{red}{1750 (円\dots弟)} \dots Ans.}$
あげる前の差額に注目
兄に注目
弟に比べて$750\times2=1500$円多い
よって、求める兄の金額は
$(5000+1500)\div2=\underline{\textcolor{red}{3250 (円\dots兄)} \dots Ans.}$
弟は$1500$円少ないので
$3250-1500=\underline{\textcolor{red}{1750 (円\dots弟)} \dots Ans.}$
弟に注目
兄に比べ$1500$円少ない
よって、求める弟の金額は
$(5000 – 1500)\div2=\textcolor{red}{1750 (円)}$
兄は$1500$円多いので
$1750+1500=\underline{\textcolor{red}{3250 (円\dots兄)} \dots Ans.}$
まとめ
分算は、受け渡しがあり、それぞれが増減します。頭のなかだけで考えるよりも、線分図に書き表して スッキリと理解しましょう。