インドでは 19 ✕ 19まで暗記するんだって!!
暗記は大変だなぁ…
暗記ではなく暗算ができるようになろう
暗記ではなく暗算ができるようになろう
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19×19までの暗算方法
17 ✕ 16 を暗算で求めなさい。
掛け算を面積図で捉える
17 ✕ 16 の計算式は、縦 17, 横16 の長方形の面積とも言えます
この図を、縦を10 と7 に、横を10と6に分ける
黄色の四角の面積は、7 ✕ 6 = 42
青と緑の四角の面積の合計は、(7+6) ✕ 10 = 130
赤い四角の面積は、10 ✕ 10 = 100
よって、全体の四角形の面積は、42 + 130 + 100 = 272 となります。
暗算の方法
[Step1.] 一の位の計算・黄色の掛け算
7 ✕ 6 = 42
答えの一桁の数字は 2 で確定です。十の位の 4 は覚えておく。
答えのイメージ ○④2
○はまだわからない数字。④は仮に4だが、今後の計算で変わる。
[Step2.] 十の位の計算・青と緑の足し算
( 7 + 6 ) = 13
Step.1 で 答えは○④2でしたので、十の位4に3を足して7で確定。百の位1は覚えておく
答えのイメージ ①72
[Step3.] 百の位の計算・赤い計算は常に100
赤い計算は、10 ✕ 10 = 100 = 1 ✕ 100で固定
よって、Step.2の答え①72の百の位1に1を足して2が確定。
よって、272が答え
筆算で表す
今回は 19 ✕ 19 までの計算なので、十の位は必ず 1 である計算なので、十の位の計算を足し算として先に行っています
まとめ
結構 面倒な計算だね…
面倒!! と思ったら素直にひっ算しよう
中学受験算数において暗算は必須ではありません。
逆に、ひっ算をメモ書きして、後から見直しが出来る方が、受験算数では、より重要となります。
また、99 ✕ 99 まで、暗算が出来る方法もありますが、同様な理由で、後から見直しができるように、ひっ算を書き留めて置いたほうが有利です。
(99 ✕ 99 までを、完璧に暗記できてしまうような 努力家のお子様は別ですが…)
では、なぜ 今回、19 ✕ 19 の暗算を取り上げたかと言いますと…
掛け算の問題を、面積として捉える
この考え方 が出来れば、19までは、わりと簡単に暗算ができることを 理解して欲しかったからです。
掛け算は面積と捉える事も重要